|
バリスタ()は、バールのカウンターに立ち、客からの注文を受けてエスプレッソをはじめとするコーヒーを淹れる職業、およびその職業についている人物をいう。 イタリアのバールには喫茶店やカフェとしての特徴がある。バーのバーテンダーがもっぱら酒類を扱うのに対し、バールで働くバリスタはノン・アルコールの飲料、とりわけコーヒーに関する知識と技術をもつ。欧州スペシャルティーコーヒー協会はバリスタのために3段階のレベルからなる技能認定試験を実施しており、筆記、口頭、実演の各試験に合格するほか実務経験も求められる。 なお、エスプレッソだけでなくパニーニ(パニーノの複数形)やアルコール、更にはサービス全般など、“バールに関する全てに精通している者”という意味で、バリスタではなくバールマンと呼ばれたがるバール店員もいる。 == 競技会 == バリスタとしての能力や技術を競うものとして、日本スペシャルティーコーヒー協会と日本バリスタ協会の共催で、ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップが2002年より行なわれており、エスプレッソ部門とサイフォン部門を設けている。 海外でも同様の全国選手権大会が開かれており、それらの優勝者らが参加する世界選手権大会として、米国スペシャルティーコーヒー協会と欧州スペシャルティーコーヒー協会が2000年より開催する、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)がある。2007年大会は、東京で開催された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バリスタ (コーヒー)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|